啓蟄 蟄虫戸を啓く[すごもりのむしとをひらく]
2017.03.7
三月の桃の節句もすぎ、広島の縮景園の松のコモ外しも終わりました。
もうすぐ奈良の東大寺のお水取りも行われ、春を感じる頃となりました。
ふと見ると、辺り一面に、いつの間にかオオイヌノフグリの花が咲き乱れていました。
葉が生い茂ってくる前に一足早く陽の光を独占しています。
まだ鳴かないのかなと待ちわびていた「春告げ鳥の鶯」の初音もおとといはじめて
聞こえてきました。
暦とは別に自然の生き物たちも「もうすぐ春だよ。」と告げているようです。
「「啓蟄」 蟄虫戸を啓く すごもりのむしとをひらく」は3月5日~9日辺りに
旧暦のころ親しまれていた 日本の二十四節気と七十二候です。
細やかな季節の移ろいを感じながら暮らしてきた先人たちに脱帽です。
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