月別記事:2017.12
「筆の里ありがとうの絵てがみ」のパネル展示のお知らせ
2017.12.26
来たる1月の初旬より、次の広島市内の3ヶ所の公民館で「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」の
優秀作品の展示を行います。
お近くにお住まいの方ははぜひご覧ください。
広島市牛田公民館
平成30年1月4日(木)~平成30年1月29日(月)まで
広島市南観音公民館
平成30年1月4日(木)~平成30年1月31日(水)
広島市五月が丘公民館
平成30年1月10日(水)~平成30年1月31日(水)
一陽来復 新年に向けて
2017.12.22
今日は冬至。一年で一番日が短い日です。
昨今、ス―パーなどでは、日本に古くからある食べ物の風習を取り入れた食品の販売をされています。
冬至の日には「柚子湯の為の柚子」と「かぼちゃ」が店先に並んでいます。
昔は、家庭で自然と季節の行事を行っていました。
しかし野菜などの温室栽培や保存方法の進歩で、野菜の旬ですら分からなくなった、
冷暖房の完備で寒さ暑さも凌げるようになった、など季節を感じる事が少なくなりました。
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春夏秋冬がある日本で、季節を意識し、古くからの風習に乗っ取って過ごすことは、季節の行事を通して、
自分の昔の記憶が蘇ったり、家族との思い出を作ったり出来るので、単調な毎日ではなく、彩り豊かな日を
送れるようになるのではと思います。
「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」への応募作品にもそんな家族で行った行事などを懐かしく
思い出されている作品が多いです。
その作品に家族の愛情が満ち溢れた温かな日常が見て取れます。
アメリカのコメディアンのジョージ・カーリンの「この時代に生きる私たちの矛盾」の
「ビルは高くなったけど、人の気は短くなり
高速道路は広くなったけど、視野は狭くなった---」
と始まる論評のように大切なものを忘れているのかもしれないと思うようになりました。
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絵てがみ川柳の応募のお礼
2017.12.14
更新を怠っている間に、季節は冬至を迎える頃になりました。
クリスマスや正月が差し迫り、彩り豊かな飾りが店先に飾られて、否応なく年の瀬を感じます。
今月に入り例年になく強い寒波が日本列島を襲っているようです。
皆さんと一緒に新しい年を滞りなく迎えたいものです。
さて、9月から応募を開始した「絵てがみ川柳」へはたくさんの方々にご応募いただきました。
本当にありがとうございました。
「川柳は難しい」といわれるお方も多い中、
「初めて挑戦した。」「575の言葉を集めただけよ。」
と難しいながら挑戦して下さった方もおられました。
絵てがみ川柳の応募作品を見ながら、この数か月は指を折って、言葉の数を数えることが多かったですが、
言葉を意識するとまた違った生活を送ることが出来ました。
絵てがみを描かれる方は、季節をとても意識し、自然の移ろいにも敏感なので、その感覚を
一緒に味わう事ができました。
寄せられた絵てがみは筆の里工房で来春開催される
「小池邦夫の絵手紙交流展―緒形拳ほか文化人との手紙を通して―」⇒こちらを参照
でお披露目となります。
たくさんの方にご覧いただきたいです。