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月別記事:2017.04

端午の節句

2017.04.29

5月5日は端午の節句です。

 

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300- 2

第16回 山上愛美さんの作品

 

 

熊野町内でも、男の子の成長を願ってあちらこちらで

こいのぼりが空高く泳いでいます。

 

町内の東側にある新宮地区の深原運動公園では、20匹近くのこいのぼりが泳いでいます。

 

 

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第19回 入澤 こいのぼり64

第19回 入澤良枝さんの作品

 

 

端午の節句には、しょうぶ湯に入ったり、柏餅、ちまきを食べますが、柏餅を食べるのは、柏の葉は新芽が出るまで葉が落ちないことから、家系が絶えない縁起物とされたそうです。

 

 

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3739第9回_前田 和恵ちまき(広島県)

第9回 前田和恵さんの作品

 

 

古くからの慣習の理由を知るのも楽しいです。


藤の花

2017.04.28

今年の春先からの天候不順のせいか、藤の花の開花が遅れているような気がします。

 

近所の庭先の藤もまだまだ咲きそうにもありません。

 

藤棚で有名なのが、熊野町の隣にある東広島市の三永水源地(三永水源地堰堤)です。

とても素敵な藤棚でそれはそれは見事です。

 

藤棚の下を歩くと藤の花の甘いほのかな香りが漂ってきて至福の時を楽しめます。

ただし、虫にとってもいい場所なので、藤棚の下を歩くときは注意が必要ですが。

 

 

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18 横内 ミサ子 藤の花その他

第18回 横内ミサ子さんの作品

 

草臥れて 宿かる比や 藤の花  松尾芭蕉

 

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18 楠本 かすみ 母

第18回 楠本かすみさんの作品

 

 

さて、今年の開花はいつになるのかなと今から楽しみです。

 

 

藤も二種類あって、つるが右巻きのもの、左巻きのものが

あるようです。

右巻きのの標準和名が「フジ」または「ノダフジ」、

左巻きのの標準和名はがヤマフジ」だそうです。

 

 

 

 


立てば芍薬、座れば牡丹

2017.04.27

昨日の雨で、せっかく咲き始めた牡丹の花びらが散ってしまいました。

 

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16 住友 日奈子 母ぼたん

第16回 住友日奈子さんの作品

 

 

よく傘を立てて、牡丹の花を守っている人を見かけますが、そんなおうちの

庭に咲いた牡丹は幸せ者ですね。

 

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

 

この言葉はお花を生けるときに良く聞いた言葉ですが、

「芍薬のように風情があり、 牡丹のように華麗で、

百合のように清楚”という、女性の美しさを 形容することば」だとか。

 

 

いずれの花も見劣りがしない花ですが、牡丹の花は大きく咲いて、

咲き始めるとあっという間に、盛りのときを過ぎるのがとても残念です。

 


タケノコ

2017.04.26

そろそろ、タケノコのシーズンです。

熊野町内でも竹林を持っておられる方たちは、せっせとあちこちへ「タケノコ」の

お裾分けをされ始めます。

 

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300- 2

第16回 谷絹子さんの作品

 

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1951_第8回山田 昌子タケノコ(愛媛県)

第8回 山田昌子さんの作品

 

 

タケノコはたくさんの成長点をもっているので、一気に

細胞分裂をして、節と節の間を伸ばすので、成長が早いのだとか。

 

 

最近はイノシシが竹林に侵入し、タケノコを掘り返しているところ

も多くあって、「タケノコ」を人間の手で取るのが早いか、

イノシシに掘られるが早いか、はたまた、竹として成長するか、

まるで競争のようでもあります。

 

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坂田節子

第19回 坂田節子さんの作品

 

 

 

 

 


初蛙

2017.04.25

熊野町も田植えの準備が始まったからでしょうか、蛙の歌声が聞こえて

くるようになりました。

田んぼのそばに住んでいる人や田舎の人には慣れた歌声でしょうが、

 

都会の人はどう感じるのか。

郷愁でしょうか?雑音でしょうか?

 

 

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かえる第6回皆川信子

第6回 皆川信子さんの作品

 

 

日本人[日本語を母国語として育った人]とポリネシア人だけは虫の鳴き声を

「声」として認識、虫などの音を言語脳[左脳]で受け止めているそうです。

 

それ以外の国の人たちは、機械音や雑音と同様に音楽脳[右脳]で音として

受け止めるとのこと。

 

 

母音、泣き、笑い、嘆き、虫や動物の声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽楽器などに

左脳と右脳で受け止める違いがあるそうで、日本には、虫の音も聴き入れる文化があるとのことです。

蛙の声も歌声に聞こえてくるのは、言語脳で受け止めているからかもしれません。

 

 

 

窓を開ける機会が増えていけば、田舎の懐かしい初夏の風物詩が始まります。


行楽シーズンの到来

2017.04.20

あと一週間もすると、ゴールデンウィーク。絶好の行楽シーズンになります。

 

「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」の応募作品の中には、

いろんなところへ行かれたことが描かれています。

 

 

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17 林 正子 その他

第17回 林正子さんの作品

 

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17 井上 礼子 その他

第17回 井上礼子さんの作品

 

 

非日常に身を置くと意外な発見があります。

家族と行けば、いつも一緒に過ごしていても24時間一緒に行動する訳ではないので、

意外な一面を見たり、気付いたりしますし、見えてくる風景にもいろんなことを感じます。

また海外に行けば、意外に日本の状況もよく分かり、いかに安全な場所に住んでいるか、

それがありがたいかに気付きます。

いろんな思い出づくりをして、日ごろ気付いていないことにも心を動かしてほしいです。

 

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16 木下 敦子 家族

第16回 木下敦子さんの作品

 

 

ゴールデンウィークの熊野町のイベントはこちらです。

 

 

 

 

 

 

 


青い鳥

2017.04.14

のどかな春の日差しの中、昼休みに外に出てみると、意外にも静寂な空間がありました。

 

「囀りをこぼさじと抱く大樹かな」 星野立子

 

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19 笹島 由紀子 植物

第19回 笹島由紀子さんの作品

 

 

 

その空間に身を置いてみると不思議と今まで聞こえなかった音が聞こえてきました。

 

大きな木のそばで、木の葉がすれ合う音、小川のさらさらと流れるせせらぎの音、

そう自然の醸し出す音に包まれました。

 

 

車の行きかう音にこの自然の醸し出す音がかき消されていたのか、また大きい音に慣れてしまって

そばだてて聞かなければ聞こえることができなかったのか。

 

なぜか心が洗われました。

 

 

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19回 大賞34

第19回 岡部味佐子さんの作品

 

 

熊野町内にもまだまだ珠玉の場所が残されています。

 

チルチルとミチルの青い鳥探しではないけれど、

実は近くに宝物を持っていた幸せ者だと気付きました。

 

 

 

 


山笑う

2017.04.13

昨日、今日と熊野町は晴天に恵まれています。

 

しばらく雨に見舞われていたので、周囲の山もかすんで見えませんでしたが、

今日改めて見てみると、いつの間にか花が咲き乱れていました。

そろそろ山ツツジも開花するころなので、さらに賑やかな色合いになりそうです。

 

 

「山笑う--春の日に照らされて山そのものが笑みを浮かべているようなさま」

 

山の木が、「わたしはここにいます」と言わんばかりに花を咲かせているようです。

 

 

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第14回 長島勝治さん0431_001

第14回 長島勝治さんの作品

 

 

こんな時は、花をめでにあちこち歩き回りたくなります。

ゆっくり歩くと、普段見逃してしまう景色に出会えて、

辺りも新鮮に映ります。

 

のどかな日ざしを浴びながら、春の日を楽しみたいものです。

 

 

 


熊本地震から一年

2017.04.12

昨年の4月14日に熊本県で地震が発生し、多くの被害が出ました。

 

筆の里工房では、熊本地震の被災者の方々に向けて来館者のご協力

いただいて応援メッセージを描いていただきました。

 

そして、そのメッセージは昨年熊本県に送られました。

                         (熊本県庁HP

 

 

あれから一年。いまだに多くの問題を抱えておられるようです。

被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます。

 

 

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熊本 納 正彦 震災

第20回 納正彦さんの作品

 

 

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熊本 中村 稔 震災

第20回 中村稔さんの作品

 

 

 

大災害の時には、私たちの力ではどうすることもできない自然の大きな、

大きな力を感じます。

 

 

「どうしようもできない」--人間の非力さを感じるそんな中でも、

みんなで支え合うこと、寄り添うこと、力を合わせることなど、

人として最も大切なことを学んでいるのかもしれません。

 

 

 

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熊本 鮫島 美保子 震災

第20回 鮫島美保子さんの作品


菜種梅雨

2017.04.11

熊野町近郊では、ちょうど雨の日の合間の土日曜日くらいが桜の満開でした。

花曇りといえる天候でしたが、何とか桜をめでることが出来ました。

 

しかし今はまた雨が降っています。今年は少し遅めの「菜種梅雨」です。

これで桜の花も散ってしまうかもしれません。

 

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第  回河本美末

第18回 河本美末さんの作品

 

 

「散る桜 残る桜も 散る桜」 これは良寛和尚の辞世の句と言われています。

今ある桜もいずれ散ってしまう。何事にも永遠はないということを言っておられるのだと思います。

 

短い言葉の中に深い思いが込められています。

「言葉を選んで、言葉をつぐむこと。」の大切さと難しさを感じています。

 

 

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16 笹原 初美 その他

第16回 笹原初美さんの作品


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